日本人以外の特定アジアで盛り上がっている、集団的自衛権行使の解釈について思うこと

個人的には、これまで憲法9条をあれだけ苦労して守ってきたのに、えらく簡単な方法である解釈でクリアしようという事に反対である。

 

これは憲法の問題であり、それは国家感をどう持つのかという事。

 

今騒いでいる人達では無く、我々日本国民が考えるべき事である。

ただ、今回の集団的自衛権行使についての憲法解釈であるが、先日の朝鮮民主主義人民共和国(以降、北朝鮮)による弾道ミサイル射撃演習と深く関係する。

 

北朝鮮は現在、長距離弾道ミサイル(ICBMを目指す)と核兵器の実用化を目指している。

 

現在でも核兵器を所持しており、それを米国が認めた事により名実とも超大国となった北朝鮮であるが、今は米国を直接攻撃する手段を手に入れようとしている。

 

北米を攻撃できる長距離ミサイルに核弾頭を搭載することが急務と考えられ、それを利用した最終目標は、国際社会(=米国)と対等に交渉できる立場に立ちたいというところだろう。

 

北朝鮮は我が国を全く相手にしていないという事実が重要で、我々は理解する必要がある。

 

中華人民共和国も同様の目的で、南シナ海の深海へSLBMを搭載した原潜を常時隠したいという思惑を持っている。

彼らも南シナ海をとるまで、東シナ海への侵攻をやめないだろう。

 

(少し話がずれるが、南シナ海をとるということは、米国への核反撃能力を手に入れると言うことである。

 

地上配備型のICBMでは、車両移動タイプを含めて生き残ることはできない。

その配置は既に調べ上げられており、攻撃態勢に入った段階でミサイル基地やランチャーを核先制攻撃されるからだ。

 

ところが潜水艦では話が違う。

探知しづらい深海へ常に一隻の原潜を隠しておけば、それは核による反撃能力を保持したことになる。

 

これにより、中国は真の超大国の仲間入りをすることとなる。

中国がほしいのは、以前は中華思想に無かったアメリカ・ヨーロッパの属国化である。)

 

その様な状況において、集団的自衛権行使についての憲法解釈話である。

 

中国はとても苛立っている。

 

我が国はこの2国の近くにあり、日本海という海で接している。

ここへブースト段階でのミサイル防衛システムを展開したらどうだろう。

中国が南シナ海を手に入れても、あまり意味のないものとなる。

なんせ、発射したらすぐに撃ち落とされるわけだ。

しかも大嫌いな日本に。

(中国は漢民族の時代から大変な反日であり、親日になることは無い)

 

大韓民国はどうだろう。

韓国の立場はかなり都合主義的に変化している。

現在の韓国経済は中国無しに成り立たない。

しかも中国は強行主義である。

 

何年も前から米国は韓国・日本の3国でミサイル防衛システムを構築しようと協議を進めてきた。

しかし、韓国はいつまでたってもうんと言わない。

我が国の反省が足りないから、そこへは参加できないと言い続けてきた。

 

これは方便で、友好国の中国の顔色をうかがっているためである。

 

韓国的には北朝鮮からのミサイルが気になるので、本音としては参加したいわけである。

 

ところが、中国にとって都合の悪くなる様なものに参加したら、どうなるか容易に想像がつく。

 

昨年末、米国がしびれを切らして我が国と2国で進めてもいいんだぞと最終通告をしたわけだが。

 

集団的自衛権行使の解釈であるが、一番の目的はここだ。

やられそうだから兵隊を送るなんて言うのは、現代戦においてあり得ない。

必要なのはデータリンク。

 

我が国や大韓民国のイージス艦やレーダーサイトが入手したミサイル弾道データを米国と共有することにある。

 

集団的自衛権を行使できるとなれば、我が国のレーダーサイトやイージス艦が入手したミサイル情報を米国のイージス艦とリンクすることが可能となる。

それにより、我が国や米国のイージス艦がミサイルを撃墜するチャンスを増やすことができるわけである。

 

だから中国は市民みたいな人を使って大騒ぎをし、大韓民国はミサイル防衛については独自システムを作ると言ったわけだ。

 

今回の集団的自衛権行使の憲法解釈は、我が国と米国の問題であるが、国家感をどう持つべきなのか考えるきっかけとなればいい。

そう、思う。

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