ローソンとセブンイレブン。

ローソンとセブンイレブンの違いについて考えてみる。
どちらの店舗も長年利用してきたが、最近はローソンを使う事が増えている。
なぜか。
そんな事を中心に考えてみた。
公共料金の支払いやチケットサービスといった分野は配慮せず、商品と店舗についてだけを見てみる。
何かと話題に上るのはセブンイレブン。
キャンペーンや新商品の話題と言えば、テレビ番組とのタイアップなどで上手にPRしているセブンイレブン。
そしてわかりやすい。
「金の」なんちゃらという、あっ、これは美味しいんだな、一目で伝わるわかりやすさ。
実際、外食のそれと同じ様に濃い味で、一般ウケする味に仕上げてある。
端的に言うと、食品添加物の使い方がとても上手い。
最初に書いておくが、ぼくは食品添加物を上手に使えば、美味しく安心して長時間保存でき、人類にとってとてもメリットのある物だと考えている。
一方のローソン。
こちらは地味である。
もう、店員が着ている制服からして地味なブルーストライプだ。
やっていること、企業の取り組みを見ると、もっと地味で、目眩すらしてくる。
ローソンのお弁当って、地味ながら美味しい。

その美味しさは、外食の味ではなく、家で作っていた味に近い。

全ての商品がそうではないが、ローソンは食品添加物を減らしたり無くしたりすることを目標としている。

セブンイレブンと真逆な方向。

これは地味な活動で、冷めたご飯は美味しくないし、おかずだって味が薄くて一般ウケしない。

ここを改善するには、調達した煮物を付け合わせにトッピングしたり出来なくなる。

野菜を仕入れて、工場で煮て、そしてお弁当に詰める。

そんな地味なことを積み重ねなければ、美味しいお弁当を作れない。

 

スーパーマーケットで売られている弁当と違い、10年も前から保存料や合成着色料は使われていない。

コンビニ弁当は添加物だらけという思い込みから、スーパーの弁当の方が良さそうと買う人もいるが、実体はまったく反対である。

近頃では、野菜まで自社で栽培をはじめている。

地方の農家と提携したり、直営で運営したり、ほんとに農業をはじめてしまった。

ローソン、馬鹿なの? なんて思えるくらいに、コストを惜しまず、真面目に食事を作ろうとしている。

 

あんなのね、添加物使えば似た様なのを作れるんです。

あくまで「似た様なもの」ですが。

そうじゃなければ儲からない。

そこを変えて行こうとしているのがローソン。

たぶん、20年後には、セブンイレブンも同じ事をしていると思う。

 

ちなみに、使う米も精米から数日内に使い切り、お弁当・おにぎり・炊き込みといった物に合わせて、米の品種も変えている。

小さめの釜で、丁寧に火加減をして炊きあげるから、冷めてもおいしいご飯ができる。

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最近だと、新潟コシヒカリ 直火焼き 紅鮭弁当が、総菜・弁当グランプリで優秀賞をとっていた。
セブンイレブンのお弁当も味では負けていないが、ここまで手間を掛けて本当の美味しさを追求している商品は、ほとんどない。
大多数にウケて、そろばんをキッチリ手から離さないのがセブンイレブン流。
数を追わずに、気がついていたら評価されていたという様なのがローソン流。
店について。
これはもう、ハッキリと差が付いてる。
断然、ローソンがおもしろい。
独自性を持った店が多いというのが、ローソンの特徴。
たとえばPOP。
ここ、個人商店かよ!と突っ込みたくなるくらいに自由な世界が広がっている。
実際コンビニは個人商店が多いのだけれど、一応はフランチャイズとしての枠組みがある。
でも、ローソンはおもしろい。
特に興味深いのが、書籍コーナーである。
最近、ローソンの雑誌コーナーの隣に、まるで本屋さんの様に単行本を並べてある。
セブンイレブンやファミリーマートと違い、ちゃんと本棚に背表紙を見せる様に並べてある様は、本当に本屋さんの様。
ここが、その独自性の頂点を感じられるところ。
本棚を見ると、ここの店長、恋愛本が好きなんだな、あっ、自己啓発に燃えてるんだ、流行の物は全部置いてみたいんだろうな、そんな人間くさいところを感じられる。
店によっては、本当の書店や、ヴィレッジヴァンガードの様に、手書きのPOPが添えられている。
こんな店作りをしているローソンのお店は結構見かける。
一方のセブンイレブンは、店の独自性は目指していない。
どこのセブンイレブンへ入っても、同じ様に売られている。
もちろん、先ほど書いたローソンの様な取り組みをしている店舗もある。
しかし、全体的に見て、とても少数に感じられる。
まとめ。
セブンイレブンは、わかりやすさがサービス。
ローソンは、企業としての取り組みが魅力。
あの商品買いたいからと行ってしまうのがセブンイレブン。
あの店おもしろいからと行ってしまうのがローソン。
今後、気になること。
ローソンの三菱商事色が強まることにより、ミニストップとの関係が気になっている。
いつか、経営統合する日がやって来るのかもしれない。

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