「多孔質セラミックを用いたDPF再生システム」

インテックス大阪にて開催中の、高機能素材Weekへ行ってきました。

その中の高機能セラミックス展において、名古屋大学からの出展が気になりました。
「多孔質セラミックを用いたDPF再生システム」と題して出展されておりますが、様は「DPF再生時に、DPFを加熱するための酸化触媒へ軽油を供給する仕組み」です。

現在、マツダのデミオで採用しているのは、気筒内のインジェクターを使ってアフター噴射を行うという仕組み。
これはこれで仕組みが簡単なのですが、一方で問題もたくさん含んでいます。
そもそも、車を走らせることと、DPFを再生することは違います。
それを、走らせるための燃焼をさせながら、DPF再生機能へも軽油を供給しようという部分で無理があります。

では、ほかの方法はないのでしょうか。
酸化触媒手前にインジェクターを取り付けるというシステムがあります。
これも、きれいに分散された軽油の供給ができません。
ようするに、問題をいくつか含んでいるということです。
また、システム自体も複雑になり、コストがかかります。

名古屋大学大学院 工学研究科 機械システム工学専攻の山本和弘 准教授が、今展示会で示されているシステムは、とてもシンプルなもので、機械的な駆動装置などありません。
多孔質のセラミックの筒表面から、軽油を分散させようというものです。
複雑な機構が必要なく、効率的に、かつ、副作用の無いDFP(酸化触媒)への軽油供給手段ということです。

気筒内のインジェクターを用いたDPF再生システムと異なり、エンジン特性に影響を与えません。
気筒内へアフター噴射しませんから、気筒壁を通じで軽油がエンジンオイルへ流れ込むという、これまでの大問題を解決できます。

あの、食器で有名なノリタケさんとの共同開発だそうで、まだ発表されて2週間ということ。

明日(2018年5月10日) インテックス大阪にて、セミナーが開催されます。
「多孔質セラミックを用いたDPF再生システム」
2018年5月10日(木)11:00~11:30
セラミックス展内 アカデミックセミナー会場(インテックス大阪6号館 B)

問い合わせ先
名古屋大学大学院工学研究科
機械システム工学専攻
山本 和弘 准教諭

マツダ本社技術の方、是非。

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