2018年10月8日

起床 6時25分
晴れ

朝 月見うどん
昼 マツゲン御坊店の焼きサバ弁当
夜 カネタマル大西のラーメン

目覚まし無しで眠った。
もっと遅くまで寝ても良かったのだが、どうにも目がさえて起きることに。
外は柔らかく明るい。

簡単に朝ご飯を済ませ、身支度を調える。
今日は煙樹ヶ浜へ出掛ける。
髪を整え、ネクタイを締めて出発。
ネクタイは不思議なものである。
これが無いと入れないところがある。
まあ、ピクニックには必要ないだろうけど。

久しぶりに海南高原を通る。
国道424号線だ。
眺めが良く、青空の広がる今日のためにあるような場所。
こんな高いところにも人は住んでいて、所々に集落がある。

ヤマギシを通り過ぎると、そこは湯浅。
醤油の産地として有名だが、伝統的な醤油を作るところは2軒しか無い。
あとはだいたい小豆島産だったり。
最近ではローリーで納入されるらしい。
塩ひとつかみ加えれば、法律上は何の問題も無いその会社オリジナルになる。
湯浅で瓶詰めして、湯浅醤油とラベリングすれば1000円で売れる。
マルキン醤油の数倍の利益が得られるだろう。

今日はお弁当を作ってこなかったので、途中のスーパーで買うことにする。
和歌山なので地元のマツゲンへ。
この店はいつも前を通るだけだったが、入ってみて驚いた。
とてもモダンな店内には、見るからに美味しそうな食材と惣菜が並んでいた。
しかも価格が少し安い。
地域格差なんだろうな。
和歌山県は所得が少ない。
でも売っている物はすごくいい。
弁当とパンとビールを買った。

煙樹ヶ浜は台風で荒れている。
防風林の真ん中くらいまで波が来たようだ。
海岸の砂は流され、車では進入できない。

いつもピクニックをするのは、地元の人しか来ない場所。
そこまでは車で入れた。
先客は地元のおっちゃんで、ベッドで寝てた。
でも、松の木の枝がほとんど無くなっていて、日差しが強くて暑いと言ってる。

少し歩いて荷物を運び、いつものように一日過ごす。
海辺でビールを飲んでいた。
砂の上に飲みかけの缶を置いていると、いつの間にか蟻が集まっている。
蟻も酒に酔うのだろうか。

いつもの海岸だけど、一般的な道路が通れないので、とても静かだ。
遠くに波の音だけが聞こえる。
キツツキが居る。

とても大きな岩が、海岸の上の方まで運ばれている。
こんなところまで、大きな波が押し寄せたということだ。
人工物が自然に取り込まれている。
これが自然なのだろう。
人間は所詮、地球の一部を借りているだけだ。

ふと感じたのだけど、もし大規模災害が起きたとき、何もかも捨てて逃げることができるのだろうか。
原子力発電所の爆発事故ですら、人々はほとんど逃げなかった。
あんなのは間違いなく逃げた方が良い。
一度逃げて、様子を見てから戻れば良い。
戻れたら、だが。

ところが、ほとんどの人はそうでは無かった。
これが台風や地震、すぐにやって来ないパターンの津波だったらどうだろう。
ぼくは、たぶんほとんどの人が逃げずに家に居ると思う。

何がそうされるのだろう。
土地や家への執着心だろうか。
それとも、なんとかなるだろうという過信だろうか。
いやいや、自分だけは大丈夫という根拠の無い自信もあるだろう。
でも、やっぱり、日常を捨てる事への恐れでは無いだろうか。

家も車も捨てて逃げる、明日からどうやって暮らせばいい?
そんな単純かつ、決定的に問題となる事とリンクした不安なのではないだろうか。

テレビを見ていると、3度の飯が1回抜けただけで死につながるような不安を抱き、自衛隊の炊き出しに並ぶ人の列を見て、食べ物が無い他の人よりマシだと映し出す。
本当にそうなのだろうか。
街を見ていると、1ヶ月水だけでも死なないような体格の人ばかり。
何がこの国の「あるべき姿」を作っているのだろう。
政治家と資本家の自分のための未来像が、そのまま反映された社会を作っているのでは無いだろうか。

自分はどうだろう、何もかも捨てて逃げることが出来るだろうか。
体ひとつになったらどうなるのだろう。
この国にいると、何かあっても政府が何もかも面倒をみてくれる。
でも、やっぱり、寅さん最高だな。

せっかくだから、海岸の周りを散歩してくる。
いま14時23分。
1時間ほど歩いて、ローソンでアイスを食べた。
美浜町役場を通ると、夕暮れ市というのをやっていた。
覗いてみると、いつもの近隣店舗の人たちが集まって、屋台で売っている。
なんだ、ここで名物全部買えるじゃないか。
こういうの、和泉市役所でもやらないかな。
週末の市役所駐車場で、大寺屋の菓子や、地元カフェの特製お弁当が買えるって楽しい。

日が沈んだころ、波打ち際で魚が跳ねていた。
空に雲が広がり、星空は期待できない状態となる。
19時頃に切り上げて、帰ることにした。
いつものカネタマル大西に寄って。

久しぶりに来たが、おばちゃんは元気だった。
もう良いお歳で、いつまでこの店を開けていられるのだろうか。
通りがかって開いていたら、なるべく寄るようにしている。
遠くに知ってる人が居るって、なんか良いじゃない。

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